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所属: 地域創生学部地域創生学科 地域文化コース 職位:准教授 学位:博士(学術)
研究室:県立広島大学広島キャンパス1912号室
E-mail:sugiyama-s@(@の後にを付けて送信ください)
研究内容:https://researchmap.jp/sksgym/
江戸時代以降の日本の地域社会における歴史的変化について研究しています。とくに寺院文書を基礎資料とした死亡構造研究を行っています。
日本史、日本近世史、日本経済史
日本の地域社会?経済に関する歴史的研究、寺院文書を基礎資料とした死亡構造研究、様々な文化財や歴史資料の調査?分析?活用
主な研究内容は、「歴史資料で読み解く地域社会」です。江戸時代から現代までの地域社会の変貌を物語る歴史資料を読み解きながら、日本の地域社会における歴史的変化について研究しています。具体的には、現在の広島県、愛知県、山形県を対象に、寺院過去帳から得られる死亡者情報に注目して、江戸時代後期から昭和戦前期にわたる死亡構造の歴史的変化を研究してきました。
グローバル化と情報化の急激な進展によって、江戸時代以来の歴史的な特質や伝統は、消滅の最終局面をむかえつつあるようです。文書や碑文、絵図や写真等、様々な歴史資料を読み解き、地域社会の変貌過程をたどりながら、歴史的な特質や伝統の行方について考えてみたいと思っています。
江戸時代から現代までの歴史を物語る資料は、古文書や文化財をはじめ、写真や映像、産業遺産と呼ばれる機械?工場等、多岐にわたります。興味?関心を持っている資料から、地域の歴史を紐解いていくことが、地域文化の成立や特質を考えるうえで、重要になると考えています。
授業では「日本文化史論」のほか、「学芸員資格養成プログラム」を担当しています。「学芸員資格養成プログラム」では、学芸員の仕事や博物館の役割について学んで、実習を経て学芸員資格を取得することができます。
約10年にわたって博物館学芸員として、地域に残された歴史資料の調査?分析?活用、展覧会の企画?立案?運営等に携わっていました。そうした実務経験をふまえて、歴史資料に関する調査、講座や講演を行うことができます。
学芸員資格
死亡構造、江戸時代、地域社会、寺院文書、村方文書